Appsheet team in Seattle

Mar 13, 2021
 

昨年11月にSeattleのAppsheet本社を訪れ、同社の面々と面談。2日間の滞在でしたが、ユーザーの立場としてAppsheetに期待すること、また、現状の問題。加えて、待ち望まれる新機能等々、営業・開発すべての部門の人間と直接の意見交換できる絶好の機会となりました。その際に撮影した写真とともに、Appsheet会社訪問編に加え、時間を見つけ散策したシアトルの街並みについてレポートします。

 

①アップシート会社訪問編

 

Appsheetの本社は、シアトル市内のダウンタウン・ビジネス街に位置しておりました。オフィスは、 日本でもソフトバンクによる投資で有名となったWeWork内。但し、驚いたことにそのWeWorkのビル内には複数の企業を受け入れられるだけの十分なスペースがあるものの、私が訪れた際にはテナントはなんとAppsheetの一社だけ。つまり、その他の共有施設などはAppsheetが独占的に利用しているという何とも贅沢な感じでした。ガラガラのWeWork内。大丈夫かしら。。。

 

初めに訪れたのは週末であったため、オフィス内には誰もおらず、写真のような感じ。

 
 
 
 
 
 

フリーアドレスではなく、チーム毎に島を構えているもののオフィス内は静か。Meetingや電話をする際には、特設のスペースへ移動。集中して業務に打ち込める環境。

 
 
 
 

やはり紙はあまり使わないのでしょう。書棚も見当たらない。さすがIT企業。アップシートを利用し始めてから様々な場面で、同社の人間とメールのやり取りを重ねる機会が多くあったり、Home Page上で皆さんのお顔を確認できたので、こちらは全く初対面という感じがありませんでした。また、Appsheetが定期的に開催するWebinarにも常時参加していたたこともあってか、初めて訪れたような感触はありませんでした。

 

APPSHEETの設立者兼CEOはPraveen。下の写真は、訪問の当日出社していた全員との集合写真(真ん中でAppsheetの看板を抱えさせられているのが私)ですが、私の真後ろにいるのがPraveenです。初日にPraveenと面談していたところ、このようにユーザーが態々オフィスまで足を運んできてくれる機会はレアで感謝とのお言葉。こちらこそお世話になっております。

社内の人間は、開発者メイン。実際に現場でアップシートがどのように利用され、どのようなアプリが生成されているのか全員の前でプレゼンして欲しいとのお願い。喜んで。

 
 
 
 
 
 

翌日数時間をかけ、当社の取り組み、ユースケース、実際に運用しているアプリのデモ等々のセッションを持ちました。その際、撮影されていたのが左の写真です。

 

活発な質疑応答、しばし一人の世界に籠っていた自分にとってうれしい機会ともなりました。「この画面どうやってつくっているの?」なんて質問も。Appsheetの人間にもわからない使い方が沢山ありました。私はGIFをアプリ内で多用したりしているのですが、そんなこともAppsheetの人間にとっても新鮮で、後日サンプルを作って作成方法を解説云々。

 

またの再会を約束してお別れとなりました。この訪問から2か月後にGoogleにより買収のニュース。Praveenさん、あの時教えてよ。教えるわけないか。

 

私のケアをしてくれているのが同社の設立メンバーでもあるSantiago。集合写真の左側、一番前に座っている彼です。シアトル訪問の際も、彼の自宅に泊めて頂きました。

 

市内散策にも連れ出してもらいましたが、その際、「アップシート設立時に利用していたオフィス」を見せてくれるというので、車を走らせると。。。。郊外にあるショッピングセンターの隣にある一見オフィスとは見えないガレージ風の長屋。ここがAppsheetの設立時本社とのこと。

 
 
 

何だか、Apple、Microsoftの創成期のお話をきいているようだ。いまの状況に至るまで、相当苦労されたんでしょうね、みなさん。涙。

 
 
 
 
 
 
 

内容の薄い記事となってしまいましたが、オフィス訪問編はこれまで。

 

ブログはアップシートの人間ともシェアしますので、英語での御礼だけ一言。

 

To All the friends in Appsheet team,

 

Thank you very much for all of the hospitalities shown to me during my stay in your office at the end of last year! It was great opportunities to meet up with everyone face-to-face, exchanging opinions and knowledge. Hope to see you soon!

 

From Koichi

 
 

②Seattle市内散策編

 

シアトルといえば、Amazon,Microsoft,Starbacksなどなど名だたるグローバル企業が本拠地を構える全米でも屈指のホットな街。かつてイチローがプレーしたシアトルマリナーズの本拠地でもあります。経済は絶好調のようで、市内のあちこちで新たなビルの建設ラッシュ。

 
 
 

いまやアマゾンの城下町と化しているのかも? しかし、市内を歩いていてもamazonの看板を抱えたそれらしいビルが見当たりません。??? 聴くと、確かに数えきれないほどのアマゾン関連のビルが市内には存在すると。でも外見では一発ではわからない。

判別の仕方を教えてくれました。アマゾン関連のビルには、その入り口にそのビルの名称がガラスに薄っすら透かし文字で刻印されているそう。例えば、

 
 
 
 
 
 

なるほど。

 
 
 
 

グローバル企業に加え、シアトルと聞いて思い浮かぶのがコーヒー、アウトドアなどなど。確かに聞いたことの無いコーヒー店がちらほら。試飲してみると、確かにおいしい。有名、の裏返しに競争が激しいということもあるのでしょうか? どの店のコーヒーも違ったフレーバーで旨い。

 

当然に、シアトルの観光名所の一つ、スターバックス一号店も見学(右の写真)。マーケット内の一角にあり、築地の吉野家一号店と頭の中でオーバーラップしました。

 
 
 

続いてのKEYWORD。アウトドア。嫌いではありません。お薦めの店があるというので早速GO。

 
 

REI COOPと書くのでしょうか?その後調べたところまだ日本には上陸していないようです。アップシートのオフィスから徒歩圏内。

お店の外観もおしゃれ。周りを庭園ではなく「Forest」風にデコレーション。緑に加え、人口の小川も流れていたり。

 

店内はというと。まず、アメリカ=広い。この方程式の成立を確認。

 

スキー、トレッキング、キャンピング、自転車などなど。それぞれのセッションに分かれ整然と陳列。

 
 
 
 

これは、アウトドアファンはたまらないだろうな。。。日本への出店も遠くない?

 
 
 
 
 
 

続いては、正式なストリートの名前はわかりませんが、前出のスタバックス一号店のあるマーケットの一角にある有名なストリート。なぜ有名かというとストリートの両側の壁面にチューインガムが無数に張り付けられた一角があるとのこと。近づくにつれ、こころなしか甘い匂いが。

 
 

ここがこのストリート。

おお、これか!

これは確かに驚き。観光客の姿も沢山。

みなさん、写真撮影しておられます。

でも評価は分かれる?汚い、非衛生的?と思われる方がいても当然。

写真を覗いてみると、これはアートではないか? ということで後日、撮影した写真をもとに、いま学習中のフォトショップで加工して、いま、自分のpcの壁紙に設定しています。

 

いわれなければ、壁に捨てられたチューインガムとは分からない?

 
 
 
 
 
 
 

続いて急行したのが、家電オタク・オヤジとしては欠かすことのできない電化製品店。アメリカにはBest Buyというチェーン店があります。ご指名で急行。グローバル化が進んだ現在、アメリカにしかない、見たことないという商品はこれといって見当たらず。ひとつだけ見つけた壁掛け式テレビ。いまは、全てのテレビが壁掛け式じゃない、という反論はあるかもしれませんが、このテレビは、額縁風。壁に絵画としてディスプレイすることも?サムソン製だ。日本ではみたことない。後日調べましたがやはり、日本では販売されていないようです。

 
 
 
 
 
 
 

帰路、空港に向かう車中からマウントレーニアの姿が。

 

冬の晴天下の東京から富士山を眺めているような。懐かしいような、不思議な感覚。

 

次回は夏に来よう。最高に違いない。